パロマというガス機器メーカーの近年の変化といえば、アメリカ、メキシコ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、中国など各国に製造拠点を設立し、グローバル化をすすめた事でしょう。また、最近ではアメリカのトップ給湯器メーカーを傘下にしています。
もともとパロマは明治44年に創業された老舗メーカーで、国内には78ヶ所の営業拠点をもつという、国内における堅実な経営基盤が強みです。こういった強みがあるからこそ海外進出が可能となっており、拠点を増やすことができた要因であります。
また技術的にも優れた企業で、調理油加熱防止装置、不完全燃焼防止装置を開発したのはパロマです。給湯器の燃焼熱効率に関する数値も高い評価を得ており、現在にの製品にもこういった技術が継承されています。